こんにちは!ラシクスル福祉コーディネーターの石丸です。
11月は鳥取県卓球バレー協会の方と連携して、私がサービス管理責任者のOJTでお世話になっているNPO法人こだま様の方々と一緒に松江市内の体育館で卓球バレーの体験会をさせていただきました!
皆さんは卓球バレーというユニバーサルスポーツをご存じでしょうか?
もともとは近畿地方の筋ジストロフィー症児のための養護学校で始められたのがきっかけだそうです。
その後、京都の鳴滝養護学校でルールや道具の工夫改善がなされ、現在は誰でも簡単にプレーすることができる競技特性からユニバーサルスポーツとして国内外に普及しています。
ルールを簡単に説明すると、
・卓球台を使用し、ピン球が通る高さに調整したネットを設置。
・ピン球内に鉄球が複数個入っており、視覚障がい者の方が音で位置を判断できる仕様になっている。
・1チーム6名が、いすに座ってピン球を転がし、相手コートへ3打以内で返す。
・1セット15点の3セットマッチで2セット先取したチームが勝者。
ラリーのイメージでいうと、エアホッケーに近いのではと感じました!
利用者様と職員の方々が協力して、パスを繋いでピン球を相手コートに返すラリーが続く熱戦が繰り広げられていました。ラケットを握れない方は、手で一度ピン球をつかみ相手コートに返されたり、車椅子テーブルを卓球台の上に乗せてバリケードを張り、ゲームに参加されている方もおられました。
12月には鳥取県卓球バレー大会のボランティア兼選手として参加させていただきました。
実際に参加してみると、卓球と同じぐらいスピード感があり、すぐに返球するか、相手コート内でピン球が止まるように返球するか、仲間にパスを繋げるか等を瞬時に考えてながらプレーをしておりました。熱くなりすぎると椅子から立ち上がってしまい反則となるといったルールもあり、冷静さも必要なスポーツだと思いました!
この体験会は、卓球バレーというユニバサールスポーツをより多くの人達に知っていただくために協会の方々が体育館や事業所へ出張して、実施されているそうです。
大人数で楽しめるユニバーサルスポーツ「卓球バレー」を体験してみたいという事業所様がおられましたら、石丸までご連絡下さい。